中国では最も人気度の高いバラエティ番組『爸爸去哪儿(パパどこ行くの)』は毎年シリーズ編の更新中で、今年はシーズン6になりました。芸能人パパがお父さんとしててんてこ舞いする、飾らない等身大の姿や、子どもたちの可愛らしさが相まって、中国各地に一緒に旅行して、いろいろな経験をすることで、お互いに成長していくドキュメンタリー番組です。

特に小さなお子様がいる家庭には、いろいろ共感できるところが多い内容です。また子供たちとの会話が多いので、話している中国語も分かりやすく、日本人でも楽しみながら中国語のヒヤリングの勉強にも役にたつと思います。老若男女を問わずここ数年大きな人気を誇っているテレビ番組です。ネット上のアクセス回数も何億以上達成しました。

今年は『爸爸去哪儿(パパどこ行くの)』以外、同じパパ育児をテーマにした番組『想想办法吧爸爸』もこの夏休みに登場します。ネットでは「夫婦で一緒にこのような番組を見ると、ご主人がもっと育児を手伝ってくれるかも知れませんね(笑)」と盛り上がっています。

中国ではパパ育児の現状は?

二人子政策の展開に従って、一般家庭の育児の負担が更に重くなるでしょう。今年の中国社会民意研究センターより発表した調査報告では、66%の男性は2人の子供がちょうどいいと回答、41%の男性は女性が出産してから専業主婦になっていいと支持します。そして育児・家事分担する男性の割合も非常に低い調査結果を見られました。育児・家事 をしない理由は「帰宅時間が遅いから」という声が多かったものです。
現状では「育児、家事をしていない」が、時間さえあれば本当はしたいと思う人には、まず少しだけでも家事や育児へ参加する意欲を増やしてみることから始めてみることです。育児、家事を始めたことで家庭での生活に変化があり、それが仕事の仕方を変えるきっかけで、仕事時のモチベーション向上にもつながるかもしれません。

育児・家事に参加する要因について、最も多かった回答は「妻を楽にさせてあげたい」です。「夫婦円満のため」「育児・家事に参加するのが当たり前だと思っている」との回答も多かったです。そしてビジネスの場における女性の活躍を促進するためには、「男性の育児、家事への参加」が有効策の一つだと言われています。

 

「TOKYO美パパ協会」の設立!

一般社団法人美ママ協会は今年設立の7年目に入って、在日の中国人女性(ママ)との日々の付き合いを通して、様々な家庭の悩みとか、問題点を収集しております。最近はママの声だけではなく、「子育てをしたいと思っているのに、なかなかうまくいかない」「みんなはどうやって子育てしているのかな」と思っている在日中国人パパの反響も多くなっている現状に対して、パパが「子育てしたい!」とスイッチが入る時やママとのコミュニケーションについても伺いました。2018年7月、「TOKYO美パパ協会」が正式に設立しました。パパの子育て疑問に対して、様々な情報提供、アドバイスの共有などを定期的に発信する予定です。パパの子育てのヒントに、ぜひご活用ください。

そしてパパの子育てに関する商品のプロモーションの企画もキックオフし、斬新な生活者体験を切り口にし、「美ママ協会」と「TOKYO美パパ協会」の連動コンテンツの開発には多くのアイディアが発想できると思われます。

もっと楽しもう!ママの子育ても、パパの子育ても!

 

ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。