日本企業の中国向けインバンドの展開は、一時期の爆買いブームの落ち着きにつれ、インバウンド需要に曇りが現れたという課題に直面しました。観光庁の訪日外国人消費動向調査(2017年速報)によれば、2017年の中国人訪日客1人あたりの旅行消費総額は、前年比0.5%減の23万382円です。爆買い全盛期とも言える2015年に比べると20%近く減少しています。

現在のところ中国越境EC・インバウンドで成功している企業は非常に限られています。さらに言えば、成功している一握りの企業も「たまたま」ある商品が当たったのであって、勝ちパターンを体得しているわけではありません。日本の商品だから売れるという時代は終わりました。例えば化粧品業界では、欧米や韓国メーカーがもうすでに中国市場でのシェアを確立しています。成功するためには、中国市場への正しい理解と積極的な仕掛けが必須になってくるでしょう。

企業活動と密接に関係するPublic Relationsだからこそ、それに携わる人のグローバル化は必須です。これからのPRパーソンは、人種の垣根を超え、文化や価値観などの異なる人たちと、いかにリレーションを構築していけるのか、それがとても重要なポイントとなってきます。その際に大切なことは「相手がどのようなことを考えているのか?」しっかりと理解することです。

 

美ママ協会は20187月には、日本企業のインバンド戦略や、中国マーケティングプロモーションに関する知見を共有することを主題に2回のセミナーを開催しました。

 

2018年7月26日、マイクロアド本社会議室で中国現地メディアが語る「激変する中国現地プロモーション2018最新レポート」と題しまして、株式会社マイクロアド・クロスボーダー・マーケティング、上海日欣文化伝媒有限公司(番組名:東京印象他)と美ママ協会の三社セミナーを開催することになりました。

「消費旺盛な中国上海ママたち」「中国アクティブシニアのSNS生活」「在日中国人女性(ママ) インフルエンサーコミュニティとその影響力」「中国で成功している企業担当者が語るブランドコミュニケーション」をテーマに、当日来場の数十社企業代表様にスピーチを発表しました。

 

翌日の7月27日日本大手PR会社オズマピーアール主催した「グローバル広報のイロハ(中国編)ー中国人の共感を呼ぶストーリーの作り方〜PR Table Community」で、美ママ協会の創立者李佳霖は、在日中国女性向け最大級コミュニティの代表として登場。インバウンド需要が過熱する“中国”にスポットをあてて、日中双方に精通しているコミュニケーションのプロによる、パネルディスカッションを行いました。

当日、中国市場や中国消費者のインサイト、消費習慣の動向、中国人女性の特性、媒体接触習慣などの課題に興味のある方日本企業様、媒体、広告代理店など50社以上の代表様が来場して頂きました。セミナーにて美ママ協会の設立、各企業様との連携プロモーション案件、及び将来向けの発展ビジョンなどを紹介、そして来場のゲストからの質問に関して熱烈で討論、交流しました。

 

これから中国マーケティングプロモーションの展開に関して、様々なアイディアの提案を行うために、美ママ協会は是非自分なりのノウハウを貢献し続けるので、ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。