中国の富裕層のママたちは、産後1ヶ月間はマタニティーセンターと呼ばれる産後ケア施設に入り、赤ちゃんとともに静養します。これは「坐月子」という風習に基づいており、中国では出産直後の女性の体をとても大切にし、産後1ヶ月は産婦の身の回りや新生児の世話を夫や両親、親戚などが率先して行うという文化が根付いています。近年ではこのような産後ケア施設のレベルがとても高くなっており、中国の富裕層の間では入所予約が半年待ちの状況が続いています。

 施設では専門調理師による産後特別メニューが提供され、産後の体型を戻すためのストレッチや抗酸化療法のプログラムも設けられます。新生児は母親とは別室ですが、専門のナースが24時間体制でケアし、母親はその様子を個室のモニターから見ることが可能です。ママだけでなく、新生児に向けてもマッサージや水泳教室などが開催されています。

 施設の利用者は世帯年収3,000万円以上の富裕層のみで構成されており、施設の中では定期的な商品紹介イベントが開催され、その模様はインターネットで配信されます。また、施設内で商品を販売するスペースも設けられています。

 

 この度私たち中国人女性口コミ研究所は、上海と広州に位置するこのマタニティーセンターと提携することとなりました。日本企業のお子さん用の商品や、美容に関する商品を、施設の利用者様向けにご紹介することが可能です。

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