中国インターネット情報センター(CNNIC)が先日発表した第41回「中国インターネット発展状況統計報告」によると、2017年に中国のネット娯楽系アプリユーザーは急成長を維持し、うちライブ配信ユーザーは4億2200万人で去年より22.6%増加したとの推計を公表しました。インターネットライブ配信を提供するプラットフォームは500以上存在し、中国国営テレビが今年放送した特集番組によると、直播の1日のアクティブユーザー数は約2400万人です。番組が「全民直播時代」と形容するほどの社会現象になっています。強い市場需要、政策による促進と誘導、企業によるリソースの支えがネット文化娯楽産業の全面的繁栄期入りを後押ししています。今年もライブ配信は勢いよい発展基調を続けました。上場企業のライブ配信サービスの営業収入は急成長を維持しています。

直播(ライブ配信)はリアルタイムで、実況者が視聴者とやり取りしながら進めていきます。キャスターが歌や踊りなどの特技を披露することが一般的なコンテンツだが、実際は美人やイケメンが視聴者と会話したり、日常生活の様子をシェアする内容が圧倒的に多いです。SNS上の画像や文字だけのコンテンツ配信や広告と比較してみると、ライブ配信は、視聴者とのコミュニケーションによって、短時間で伝える情報量が多いという動画の強みを生かした情報発信となています。

美ママ協会は中国に向け、常に女性の視点から日本の一歩進んだライフスタイルやファッションをリードする情報を提供するインターネットメディア運営・メディアレップ事業を展開すると共に、日本文化・ブランド・商品に興味を持つ方々に、多方面に紹介し、情報提供をしています。日本のブランドやサービス、商品、施設等の紹介を通して、日中間の情報格差を埋め、中国人女性たちに最も興味を持つ内容を伝えることと、リアルな口コミを実現することを目指しています。

今年の5月から、美ママ協会のライブ中継番組も定期的に配信することになり「一直播(Yizhibo)」、「Weibo」のように複数のプラットフォームを利用しています。またライブ中継の内容を元に、テキストと静止画でコンテンツを制作し、複数のプラットフォームでの情報拡散も実施しています。独自の取材とユーザーのニーズに応じたコンテンツは各プラットフォームにおいて高く評価され、初めてのライブ中継で250万超の観覧数も達成していました。

美ママ協会SNS公式アカウントからの事前告知や話題収集を通じて、東京在住の女性生活者視点から、様々な新しいライフスタイルご提案をライブ中継に反映し企画しています。今までは大型展示会、商業施設・店舗、ブランドや商品等の紹介を美ママ協会独自のテーマを開発しながらライブ中継を実施しました。今後もライブ配信を広告施策の一環として活用し、クライアントのビジネスプロジェクト企画の効果向上を目指し、更に多様なプロモーション手段によって、クライアントのマーケティング成績をサポートしました。

(データ引用先:中国インターネット情報センターCNNIC)

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