微博の月間アクティブユーザーが4億人を突破

中国メディア北京日報の報道によると、微博(Weibo・ウェイボー)は9日、2018年第1四半期(1〜3月)財務報告を発表した。同期間における微博の営業収入は22億1,300万元(約382億2,041万円)に達し、5四半期連続で60%以上の成長スピードを維持した。微博のアクティブユーザー数は3月の時点で4億1100万人に達し、世界でのアクティブユーザー数はSNS全体で第7位だった。

同報告によると、社交や動画、情報収集などの機能が一体化した総合プラットフォームである微博(Weibo・ウェイボー)のアクティブユーザーのうち、モバイル端末利用者の割合は93%、一日当たりのアクティブユーザー数は1億8400万人に上りました。また、モバイルビッグデータによる調査研究に携わるQuestMobileの最新集計データによると、3月の時点で、微博ユーザーの1日あたり平均利用時間は前年同期比21%増加したとされている。

 

日本に経済効果をもたらすSNSの存在

中国人は物を購入する際の判断材料として他人の意見を大切にしている。例えば、中国人が訪日期間中に爆買いしてニュースや新聞記事に取り上げられた日本ブランドの化粧品は、日本に旅行した中国人が微博(Weibo・ウェイボー)やその他のSNSに書き込んだ内容が拡散することでさらに多くの人に認知されるようになった。

日本の百貨店で多く見られる化粧品や香水などを積極的に購入する中国人観光客の姿を、化粧品フロアに足を踏み入れたことがある方なら一度は見たことがあると思う。観光庁「訪日外国人消費動向調査」のデータによると、訪日外国人全体の「化粧品」の購入率が46.1%であるのに対し、訪日中国人観光客の購入率に焦点を当てるとその数字は実に81.4%という結果になった。他国の訪日外国人と比較して、訪日中国人による化粧品の購入という実態が顕著に表れている。このようにSNSは日本の経済にも大きく影響を与えるようになり、その特徴を生かしたインバウンドの集客は、これからも大きな成果を生むことが期待できる。

 

SNSを活用したインバウンド集客 

微博(Weibo・ウェイボー)をはじめ、中国のSNSは場所や時間の制約に縛られることなく、同じ趣味を共にする仲間同士が意見交換したり、最新情報を共有したりすることができるというサービス。こうしたソーシャル・ネットワーキング・サービスによって数多くの中国人の若者が日本のファッションや化粧品さらにそれ以外の日本文化に興味を抱くきっかけを作っている。

弊社は微博(Weibo・ウェイボー)と微信(Weixin・ウェイシン)で公式アカウントを運営しており、情報発信はもちろん、さまざまなマーケティング施策を実施している。例えば、公式アカウント内に、ランディングページのような観光名所などを掲載したベージを作成し、厳選した宿泊先を推薦し発信することで、多くの閲覧者を獲得し、中国人ユーザーの信頼を得ている。そして、「日本に来たらこれを買わないと損!」などのバナー広告を行うことによって購買を促進している。もちろん、ソーシャルメディアの公式ベージで情報発信するだけでなく、弊社が運営する日本唯一の中国女性(ママ)向け情報サイト【Meiligo】と連携させることにより、集客・売上増進につなげることができる。

 

在日中国人インフルエンサー集団——「美mamaによるプロモーション

中国では、SNSで影響力の高い人物、いわゆるインフルエンサーのことをKOL(Key Opinion Leader)と呼ぶ。弊社が日本企業の商品やサービスをPRしたり、多数の口コミ投稿を促したりするために、公式情報を発信しているだけでなく、絶大な影響力のあるKOLを活用して、ブランディングをも行っている。また、弊社が運営する日本最大級中国女性(ママ)向けコミュニティー「美丽mama」在日中国人インフルエンサー集団として、スタッフ自身の微博・微信アカウントで、日本商品や日本観光に対する口コミ情報を発信し、日本に興味関心の高いフォロワーへのアプローチをも進めている。こうしたなか、公式情報とは異なる側面から商品やサービスを知ったユーザーは、その商品やブランドに対する興味関心が大いに増すだろう。

「美mama(一般社団法人美ママ協会)は、常に中国女性(ママ)の目線からお客様にアドバイスし、日本の「新たな魅力」をより多くの中国人消費者に知ってもらうためのプロデュースに力をいれ、日本企業の売上に貢献するマーケティング活動を支援しております。

ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。