弊社が運営する日本最大級の中国女性(ママ)コミュニティー「美丽mama」(一般社団法人美ママ協会)はこの度、中国向け越境EC(Electronic Commerceエレクトロニック・コマース=電子商取引)事業を展開することになりました。

 

中国の越境EC市場は伸び続けている。

中国のEC市場は情報化等インフラ整備の充実、政府による大々的な産業発展支援などを背景に世界最大の市場に成長し、中国向けの消費者に販売する越境EC取引市場も、2020年には約4兆円の拡大が見込まれています。また、中国アリババグループが先月CBN Dataと共同で発表した『2017年年度消費傾向レポート』は、2017年の越境ECにおける全体的な取引総額が7兆7000億元(約131兆円)に達したと伝えました。2016年以降、中国の越境EC市場は成熟期に入っており、販売モデルも多様化してきています。現在ではB2C(Business to Customer)がメインとなっており、市場の約75%を占めています。

 

日本が中国越境ECで最も人気な国となっている。

2015年以降、中国各都市における消費が増加しています。特に、内陸に位置する省の成長が堅調となっています。

2017年中国国内某大手越境ECサイトにおける売上額が最も高い国TOP5は日本、アメリカ、オーストラリア、ドイツ、韓国となり、日本が2016年でトップだったアメリカを抜いて、最も高い国となっています。なかでも、日本を選択したユーザーではスキンケア用品の購入をするユーザーが多く、紙おむつ美容器具上位にランクインしています。

 

越境ECを利用するユーザーにおける消費トレンド 

中国国内で越境ECを利用しているユーザーは、大型セールで初めて商品を購入し、その後に習慣化する傾向にあると見られています。大型セールで初めて購入した商品を、その後も購入し続ける消費者、いわゆるリピーターが越境EC利用者全体の17%以上を占めています。

また、スキンケア用品を含めた化粧品の売り上げが年々増加しており、2017年では売上全体の3割を占め、売上金額でみると、口紅、香水、ファンデーションがTOP3となっています。

日本商品は中国人に、非常に人気があり、品質の高さや見た目の良さが多くの人に評価されております。今後もますます利用者が増えていくことが想定されます。一方で、消費者にとっては模倣品や粗悪品の流通など品質の課題、また、販売者にとっては決済・物流・言語などの対応が難しく、消費者、販売者をよりスムーズにかつ安全に繋げられる仕組みが求められています

 

「美丽mama」が越境EC参入!日本の高品質商品を販売開始

「美丽mama」(一般社団法人美ママ協会)は、日本と中国の双方に拠点を有し、取扱品目の拡充、物流網ならびにシステムの構築、中国現地ニーズに適ったプロモーションなど、商品の調達から企業や商品紹介決済配送通関業務まで提供できるように取り組んでいます。

弊社が運営する中国女性(ママ)向け越境ECは、中国の女性消費者のニーズに沿ったスキンケア用品などの化粧品やマタニティ・ベビー用品を中心に取り扱っております。スマートフォンアプリを介し、中国人ユーザー向けに日本商品の販売を行い、KOL(インフルエンサー)や中国のSNSを介して商品を提供しています。

「美丽mama」(一般社団法人美ママ協会)は、今回の電子商取引事業開始を通じ、ECプラットフォームを活用し、日中越境市場への参入を本格化します。中国女性(ママ)向け女性関連製品の取り扱いは、引き続き大幅に拡大すると見込まれるため、日本商品の中国での販売拡大に取り組んでまいります。

 

「美丽mama」(一般社団法人美ママ協会)は、日本企業の売り上げに貢献するマーケティング活動を支援しております。ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。